衝動行為  欲動(衝動)がそのまま意志の理性的抑制を全く受けない状態で、 突然に激しい行動に現れること。本人自身にも動機や理由がはっきり 自覚されずに行動してしまうこと。器物破損、暴行、自傷、家出、窃 盗、放火、自殺、殺人などの極端な行動が生じる。分裂病、てんかん 反応性精神病、特別な人格異常などで見られる。  要因:幻覚、妄想状態、そう病性興奮、錯乱状態、患者間のトラブ     ルなど。  治療及び処置:薬物療法、精神療法  看護のポイント:1)行為を中止させ、患者を安全な場所へ移す。          2)患者を落ち着かせる。          3)外傷の有無を観察し、必要に応じて手当てを            する。          4)話を聞き原因を究明する。          5)医師への報告。                           3−E