鼻翼呼吸  呼吸困難に際してみられ、呼吸時に鼻翼が張って鼻孔が大きくなり 喉頭を下に動かして気道を少しでも広げようとする、鼻翼の律動的遅 動をいう。  毛細気管支炎、肺炎、心臓弁膜症の代償不全、気胸などで呼吸面の 狭小がある場合にみられる。  しかし幼若小児においては呼吸時の鼻翼の運動は興奮時にもみるこ とがあるから呼吸困難の確徴とはいえない。                           2−E