UMIN医療・生物学系電子図書館 −オンライン学会誌論文等登録システムFAQ(学会事務局・編集委員会用)

・このページは、「学会雑誌等の論文用」です。学術集会抄録については、こちらをご参照願います。
本FAQと併せて、オンライン学術集会演題抄録登録システムのFAQもご参照願います。本FAQは、同システムとの違いを中心に記述しています。
  1. オンライン論文査読システムについてお伺いしたいのですが?

    UMINでは、『ELBISオンライン論文査読システム(ELBIS JORS)』の試行運用を開始いたしました。本システムは、オンラインによる雑誌等の論文受付、査読を行うシステムです。現在は、2学会様にて試行運用中でございます。
    現在はまだご利用の受け付けは行っておりませんが、ご希望があればシステムの説明や打合せ等を行わせていただきます。
    本件に関してのお問い合わせは こちらのお問い合わせフォーム へお願いいたします。


  2. UMINオンラインジャーナルを申し込みたいのですが、どうしたらよいでしょうか。


    1)まずこのFAQ(http://www.umin.ac.jp/endai/ronbun_faq.htm)をお読みください。

    2)申請書(http://www.umin.ac.jp/misc/ronbun-sinsei.htm)に必要事項をご記入ください。

    申請書の必要事項を埋めるためには、ある程度学会内部での議論が必要となります。未決定の点やわからないところは空欄でも結構です。

    3)UMINセンターで、打ち合わせを行います。

    学会内部で運用方針について、議論が相当なされた後で打ち合わせをすれば1回ですみますが、当初学会担当者1名でUMIN側の説明を聞いて、それをもとに学会に持ち帰ってもう一度検討という場合が大半です。


  3. 検索システムを独自にデザインすることは可能でしょうか。

    可能です。UMINでは、UMIN標準の検索画面を用意していますが、各学会でアレンジして変更することも可能です。以下、日本看護科学学会、日本医療情報学会の例をご覧ください。

    学術雑誌名学会名UMIN標準の検索画面各学会独自作成の検索画面等
    医療情報学日本医療情報学会一般公開用登録者用一般公開用
    日本看護科学学会誌日本看護科学学会一般公開用登録者用一般公開会員限定


  4. オンラインジャーナルを運用するとコストの大幅な削減が可能でしょうか。

    このご質問への回答は、YESでもNOでもありえます。大幅なメリットが出るのは印刷版が廃止された場合ですが、少なくとも近い将来にはこのようなことは不可能です。このため、電子化版発行に伴いコストは下記のように変動します。総購読件数(=冊子体発行部数+電子化版利用部数)に占める冊子体の比率が横軸にとってあります。これを冊子体率と呼ぶことにします。冊子体率が高い場合には電子化版の作成により、むしろ必要な総コストが増加します。電子化版の購読者を増やすためには、会費に差をつける等のインセンティブをつける必要があります。この関係は、総発行部数により変動します。総発行部数の多い場合程、冊子体率が高くとも電子化版の作成がコスト的に有利になります(例えば、発行部数が1万くらいあれば電子化版の購読者が1割以下でもコストが下がると思われます)。具体的にどうなるのかは各学会毎に計算してみる必要があります。
    雑誌だけオンライン化しても、他のニュースレター、各種の案内・通知等が郵送ではメリットは大きくありません。すべての会員への情報提供を含めてオンライン化を検討されることをお勧めしております。会員限定で情報提供のできる会員制ホームページの利用をご検討ください。

    コスト変動冊子体発行部数との関連
    雑誌発送費(袋詰、郵送経費)・製本経費減少↓冊子体部数に比例して減少
    印刷費用不変→・減少↓冊子体部数には比例しない(部数増加に伴う減少の程度は非常に少ない)
    編集・組み版費不変→冊子体部数と無関係
    電子化版作成・アップロード費用増加↑部数と無関係

    電子化版の作成とコストの関係−>縦軸:コスト、横軸:冊子体率=冊子体発行部数/(冊子体発行部数+電子版利用部数)


  5. UMINのオンライン学会誌論文等登録システムを利用することのメリットについて教えてください。

    以下のようなメリットがあります。

    1)オンライン学術集会演題抄録登録システムとまったく同じ方法で論文の投稿・検索が可能です。
    論文を1つの学術雑誌に筆頭著者として投稿するのは、生涯に1、2度というが一般的だと思います。これだけのために、論文のオンライン投稿システムの使い方を覚えるのは、効率が悪いといえます。オンライン学術集会演題抄録登録システムと同じ使い方であれば、特に新たに使い方を覚える必要はありません。

    2)学術集会の演題抄録と一緒に検索することが可能です。
    UMINで収集した学術集会演題抄録と同じインターフェイスで一緒に検索が可能です。

    3)ニュースレター・研究会の案内・名簿管理検索システム・メーリングリストの等の関連情報サービスも一緒に提供が可能です。
    学会誌や演題抄録だけを電子化して提供するだけでなく、ニュースレター・研究会の案内・名簿管理検索システム・メーリングリストの等の関連情報サービスも一緒に提供が可能です。詳細は、OASISのご案内をご参照願います。


  6. オンライン学術集会演題抄録登録システムとオンライン学会誌論文等登録システム(本システム)は、よく似ていますが同じプログラムなのでしょうか。

    はい、上記の2つのシステムは、プログラム自体は共通です(同じプログラムを利用しています)。ただし、本システム(オンライン学会誌論文等登録システム)とオンライン学術集会演題抄録登録システムは、運用法(利用形態)が異なっているため、別の名称を使い、まったく別のシステムのように運用行っています。


  7. 学術集会演題抄録フルテキスト検索システムと学会誌論文等フルテキスト検索システムは、同じプログラムでしょうか。

    はい、同じプログラムです。単に検索の対象となる情報の種類で名称を変えています。

    名称検索の対象
    学術集会演題抄録・学会誌論文等フルテキスト検索システム学術集会演題抄録・学会誌論文等を一緒に検索
    学術集会演題抄録フルテキスト検索システム学術集会演題抄録
    学会誌論文等フルテキスト検索システム学会誌論文等


  8. 利用料金はいくらでしょうか。

    無料です。学会側で論文データを作成してアップロードしていただきますので、UMINでは最初の時点での打ち合わせと設定が終了すれば、それ以降はほとんど経費はかかりません。UMINとしては、毎年少しづつ運用形態の変更のある学術集会の演題登録よりも、論文の登録の方が手間がかかりません。尚、課金する場合には、学会側で年会費(会員の場合)・定期購読料(会員以外の場合の定期的な購読)・参照料(抄録・論文単位のバラ売り)等の形で徴収をお願いいたします。課金代行を行いたいと申し出ている企業も何社かあります。課金を委託すると手数料が当然かかりますが、学会事務局で自らが行うと手間がかかります。どちらにするかは、学会のご判断でお願いします。


  9. 論文のアクセス制限の方法について教えてください。

    *アクセス制限の方法は、演題抄録のアクセス制限の方法と、論文の本文の項目を除いては共通です。

    1)UMIN IDを利用して個人への提供(通常は会員)、2)IPアドレスを利用して施設を指定して(通常は購読施設)の提供が可能です。運用例で示します。

             
    運用例1
    区分一般公開するアクセスを制限する
    個人への提供
    (UMIN IDによる)
    施設への提供
    (IPアドレスによる)
    演題抄録書誌情報
    抄録本文
    論文等書誌情報
    抄録本文
    論文本文
             
    運用例2
    区分一般公開するアクセスを制限する
    個人への提供
    (UMIN IDによる)
    施設への提供
    (IPアドレスによる)
    演題抄録書誌情報
    抄録本文
    論文等書誌情報
    抄録本文
    論文本文
             
    運用例3
    区分一般公開するアクセスを制限する
    個人への提供
    (UMIN IDによる)
    施設への提供
    (IPアドレスによる)
    演題抄録書誌情報
    抄録本文
    論文等書誌情報
    抄録本文
    論文本文


  10. オンライン学術集会演題抄録登録システムとオンライン学会誌論文等登録システムの運用(学会)・開発(UMIN)の方針についての考え方について聞かせてください。

    下表にあるような学術集会抄録と学会誌論文の投稿の運用形態は違います。下表を分析すると下記のようなことがわかります。

    1.学術集会抄録の方が、オンライン登録・オンライン査読は必要性が高い(短期間に期限付きで大量の処理を行う必要がある)

    2.学術集会抄録の方が、オンライン査読システムが作りやすい(査読法が単純で学会毎の違いが少ない)

    3.学術集会抄録登録の方が、論文投稿よりも、投稿者が使い方に習熟しやすい(学術集会毎年のように出すので使い方に慣れるが、ある雑誌への筆頭著者での論文投稿は生涯に2,3度程度が通常であり、使い方への慣れは期待しにくい。このような低頻度の投稿のためにシステムの使い方を覚えるメリットは少ない。)

    上記の状況から、まずメリットの大きい学術集会演題抄録のオンライン化を行って、登録の仕方に会員が慣れた段階で、同様のシステムを利用して論文投稿のオンライン化を行うのがよいやりかたです。また論文の査読システムについては、学術集会収録と比較して、運用のメリットが少ない他、運用法が学会によって大きく違い、複雑なために開発が難しいため、当初の段階では構築せずに、運用をしながら徐々に開発していく方針が妥当です。UMINは、このような考えに沿って開発を進めています。

    表.学術集会抄録と学会誌論文の投稿・査読・提供の運用形態の違い

    学術集会抄録学会誌論文
    文書の量短い長い
    図表多くても2件程度多い場合がある
    投稿時期短期集中常時
    投稿期限
    投稿件数/年(学会あたり)多い少ない
    投稿件数/年(個人あたり)多い少ない
    投稿から公表までの期間短い長い
    公表の日程(納期)の厳密さ厳密ゆるやか
    査読システムの利用行わないことも多い行うのが原則
    査読方法単純複雑
    査読方法の学会毎の違い少ない大きい

  11. オンライン学術集会演題抄録登録システムとオンライン学会誌論文等登録システムの投稿者(会員)からみた違いについて教えてください。

    以下が主な違いです。

    オンライン学会誌論文等登録システムオンライン学術集会演題抄録登録システム
    投稿期限無−>常時投稿可能
    投稿後の修正
    (査読結果の通知以前)
    できない期限まではできる


  12. 現システムでの運用形態について教えてください。

    以下のような4つの運用形態が考えられます。電子メールでやりとりする場合は、図表を含む大きなファイルを添付ファイルで送付すると、後ろの方を切り捨てられる場合のあることです(完全な形でやりとりができない)。

    ・運用法1:査読・修正済の公表論文のアップロードだけ行う(論文投稿は紙・フロッピー)
    (オフライン)論文フルテキスト検索システム
    (ELM)
    紙・フロッピーディスク投稿>−>用紙による査読・修正−>受理・電子化版作成−>オンライン掲載・提供

    ・運用法2:オンラインでの論文投稿を受け付ける。査読・修正は従来とおり。
    論文登録システム(オフライン)論文フルテキスト検索システム
    (ELM)
    会員用投稿システム投稿論文管理システム
    オンライン投稿−>ダウンロード・印刷−>用紙による査読・修正−>受理・電子化版作成−>オンライン掲載・提供

    ・運用法3:オンラインでの論文投稿を受け付ける。査読・修正は電子メールを等を利用して、行う。
    論文登録システム(オフライン)論文フルテキスト検索システム
    (ELM)
    会員用投稿システム投稿論文管理システム
    オンライン投稿−>ダウンロード−>電子メール等による査読・修正−>受理・電子化版作成−>オンライン掲載・提供

    ・運用法4:査読・修正済の公表論文のアップロードだけ行う(論文投稿は電子メール等)
    (オフライン)論文フルテキスト検索システム
    (ELM)
    電子メール投稿−>電子メール等による査読・修正−>受理・電子化版作成−>オンライン掲載・提供

    ・運用法5:完全オンライン化
    論文登録システム論文フルテキスト検索システム
    (ELM)
    会員用投稿システム投稿論文管理システム
    オンライン投稿−>挫読者設定−>査読−>再投稿ー>受理・電子化版作成−>オンライン掲載・提供


  13. UMINでオンラインジャーナルを提供するために何か特定のソフトを購入する必要があるでしょうか。

    PDF形式で提供を行う場合には、任意のソフトでレイアウトした文書をPDF形式に変換するために、Adobe社から発売されているAcrobatというソフトの購入が必要です(定価:2万8千8百円、Windows版・Mac版共通)。その他には特定のソフトウエアの購入は必要ありません。既にご利用のDTPソフト(印刷用のレイアウトを作成するためのソフトで、通常は印刷会社が利用します)、HTML作成ソフト、ワープロ、エディターをそのままご利用になれます。


  14. 完成版の論文のアップロード方法(査読・修正済みの公表用論文を学会または印刷会社等がアップロードする場合を意味します)について教えてください。またその際の書誌情報・抄録本文は、どのようなフォーマットで作成したらよいですか。


    ・UMIN事務局に依頼して、一括してアップロードする場合
    1)書誌情報(題名・著者名・巻号等)
    CSV形式(エクセル、ロータス等の表計算ソフト、主要なデータベースソフトで読み込み・出力のできるファイル形式)またはエクセル、ロータス等でご送付ください。当面の間は、UMIN事務局で一括アップロードいたします(将来は、CSVファイルを一括アップロードできるようにいたします)。詳細な書式は打ち合わせの際にご相談いたしますが、<標準的なデータフォーマットの仕様書(MS-WORD版)データファイルが既にございますので、これをもとにして別途要望事項があれば変更という形になります。
    2)論文本文の作成フォーマット・ファイル名については、該当の項目をご参照ください。

    ・論文を1つづつ個別にアップロードする場合
    1)専用IDを発行し、専用のアップロード用WWW画面を作成いたしますので、アップロードお願いします。書式は、書誌情報・抄録本文ともオンライン演題登録システムと同様です。使い方も演題登録システムとほぼ同じです。機種依存文字が自動チェックされる・表示の確認ができる等のメリットがあります。
    2)論文本文の作成フォーマットについては、該当の項目をご参照ください。尚、ファイル名については、特に規定いたしません。


  15. 論文本文は、どのようなフォーマットで作成したらよいですか。

    テキスト、HTML、PDFで作成していただきます。これらの組み合わせについては、下表をご参照願います。

    *効率的なフルテキスト検索用のために、テキストまたはHTML版のどちらかが必要です。HTMLを利用すると、タグ付きのキーワードの検索が可能です(例:「H2O」=>「H<SUB>2</SUB>O」でキーワード検索等)。
    *論文本文の表示のため、「人が作成したHTML」のPDFのどちらか、または両方が必要です。

    *テキスト及び自動作成したHTMLは、フルテキスト検索のみ利用し、表示には使用しません。ワープロ・DTPソフト等から、自動生成したHTMLは、きれいではありません。使用するのであれば、人手での修正が必要で、「人が作成」したHTMLと同様の扱いになります。

    *新規発行の論文のPDF化については、DTPソフトからPDF出力すれば、費用が非常に安く済みます。
    *過去の論文のPDF化については、スキャナーで読み込んだ論文本文の画像をPDF化する方が有利です。スキャナーで読み込むと、論文本文からの検索ができない欠点はありますが、パンチしなおすよりも、費用が安く済みますし、パンチミスの混入もありません。

    テキストHTMLPDF
    自動生成人が作成
    検索専用検索・表示両方表示専用
    運用例1
    運用例2
    運用例3
    運用例4


  16. 論文本文のファイル名はどのようにしたらよいでしょうか。

    ファイル名は、UMIN事務局に依頼して、一括アップロードする場合だけ問題になります。論文1件毎に登録する場合には問題なりません。

    以下のようなファイル名の利用を推奨いたします(具体的には別途ご相談させていただきます)。

    ファイル名 = 「雑誌を表現する英文字列」+「巻号を表現する数字」+「号の中の通し番号」+「拡張子」

    例:医療情報学第20巻5号掲載の3番目の論文のPDF形式の本文−>jjmi02005003.pdf

    ・雑誌を表現する英文字(半角数字)

    英文字であれば何でも結構ですが、雑誌名の略称をお勧めいたします。

    例:「医療情報学(Japanese Journal of Medical Informatics」(日本医療情報学会)−>jjmi

    ・発行年(西暦)を表現する数字(半角数字)

    発行年:4桁

    ・巻号を表現する数字(半角数字)

    巻:3桁(3桁より小さい場合には上位桁にゼロを詰めます)
    号:3桁(3桁より小さい場合には上位桁にゼロを詰めます)

    例:第20巻5号−>020005

    ・号の中の通し番号(半角数字)

    3桁より小さい場合には上位桁にゼロを詰めます。

    例:3番目の論文−>003

    ・拡張子名(半角英文字)

    ファイル形式拡張子名(大文字・小文字の両方とも可)
    PDF形式pdf
    テキスト形式txt
    HTML形式htm


  17. 論文本文電子化版を新規作成する際の注意事項について、教えてください。

    新規作成の場合には、DTPソフトから直接PDFで出力が可能です。この場合の注意点は、「機種依存文字」を入れないようにすることです。機種依存文字が入っていても、印刷して読む場合には問題が生じませんが、オンラインで読む場合には、機種の違いによって、Macで読むと文字化け(またはWindowsで読むと文字化け)等の現象がおこります。機種依存文字の確認のためには、MacとWindows版の両方のブラウザーで表示させて確認をする必要があります。


  18. 過去の学会誌の論文等を電子化したいのですが、注意事項を教えてください。

    過去の論文等の登録については、書誌情報・抄録本文はパンチし、論文本文はスキャナーで読み込んでPDFファイルに変換する方法が簡便です。この方法ですと、論文本文からのフルテキスト検索はできませんが、1)費用が安く、2)パンチミスがなく、3)機種依存文字・外字等のチェック(これらの文字が使われていると表示がうまくいかない場合があります)の必要がありません。また論文本文をパンチ入力する場合には、図表はスキャナーで読み込まなければなりません。ページ毎丸々スキャナーで読み込む方が手間がかかりません。


  19. 論文本文の電子化を無料でやってくれると申し出ている機関・業者がありますが。

    文部省等の研究費・その他の等のひも付きの予算でない(電子化を無料にするかわりに何らかの権利の譲渡を要求されない)場合には問題はないと思われます。しかしながら、電子化の代償として、学会が電子化版配信等の権利を譲り渡したり、これに制限を加えられたりする場合には慎重に対処する必要があります。論文等の学術情報は学会コミューニティの貴重な資産です。このような場合には、必ず以下のような点を確認されることをお勧めいたします。

    1)電子化された論文を学会がまったく自由に利用できるのか。

    電子化された論文等を配布(販売)を独占する権利を渡してしまうとその機関・業者しか配信ができなくなる可能性があります。サービスや手数料の点から、機関・業者を変更すると新たに電子化のやり直しになる可能性があります。

    2)論文を販売したことによって得られた代金のうちのどのくらいが学会に還元されるか。

    販売によって得られた代金がどのような形でどのくらい学会に還元されるかについては、確認が必要です。

    UMINの場合には、学会側が電子化をおこなわなければならないかわりに、電子化された資料については、学会側に一切の権利を要求しません。


  20. 論文の一括登録は可能でしょうか。

    可能です。書誌情報と抄録本文をエクセル等のフォーマットでいただき、論文本文を独立のファイルとしていただいて、一括登録いたします。


  21. 論文本文電子化・アップロードは、誰がやるのが最も効率的だと思いますか。

    印刷会社に依頼するのが最も有利です。もし機種依存文字の混入、PDF化した際のレイアウトの乱れ等の問題がすぐに訂正できますし、印刷版との整合性も保てます。アップロードも含めて、印刷会社に依頼するのをお勧めいたします。


  22. 論文・抄録本文以外の情報(投稿規程、理事会議事録、国際学会報告、学術集会の案内、ニュースレター等)も現在学会誌に掲載されており、オンラインジャーナルでもこららの情報を掲載したいのですが可能でしょうか。

    可能です。ただし、オンラインジャーナルの検索システムは、論文・抄録本文用のものであるため、検索システムには掲載できません(問題例:もし通常の論文や抄録本文のように検索システムに掲載されてしまうと、キーワード検索で理事会の議事録等が検索されてしまいます)。このため、論文・抄録本文以外の情報を掲載される場合には以下のようにお願いいたします。

    1)論文・抄録本文については、通常通りにUMINの規定とおり掲載を行う(論文・抄録については、検索システムでキーワード検索できるようになります)。

    2)論文・抄録本文以外の部分(投稿規程、理事会議事録、国際学会報告、学術集会の案内、ニュースレター等)については、一般公開のホームページまたは会員制ホームページに掲載する。論文・抄録本文以外の部分については検索システムでは検索されません。

    3)一般公開ホームページまたは会員制ホームページに学会誌の目次を作成して、論文・抄録本文及び論文・抄録本文以外の部分をリンクする。

    例:日本医療情報学会の学会誌「医療情報学」の20巻3号(2000年4月)

    統合検索及び「医療情報学」専用の検索システムからは、論文・抄録本文だけが検索され、論文・抄録本文以外の部分は検索されないことをご確認ください。

    統合検索「医療情報学」専用検索システム

    目次

    オンラインサービスのご案内<=論文・抄録本文以外
    ■ 寄 書
    医療情報学の目標と新千年紀への期待<=論文・抄録本文以外 岡島 光治
    ■ 解 説
    医療材料コードの標準化動向から見た病院物流・企業間商取引の展望<=論文・抄録本文以外酒井 順哉
    ■ 原 著
    国立大学医学部における医療情報学教育の実態と課題 ―― 医療情報部を対象としたアンケートの考察結果から――
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    奥原 義保,石川澄, 木内 貴弘,櫻井恒太郎, 羽田 隆吉,山本 和子
    WWW を利用した注射剤混合に伴う変化情報入力・検索システムの構築
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    古川 裕之,分校 久志, 西村 久雄,宮本 謙一, 佐藤  保,岩本喜久生, 折井 孝男,伊賀 立二, 木内 貴弘,櫻井恒太郎
    職能別ユーザインタフェースを備えた病院災害対応電子マニュアルの開発
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    大星 直樹,松尾 秀樹, 鎌江伊三夫,寺谷 匡生, 田村 祐二
    ■ 研究速報
    癌の告知状況の処方箋への印字
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    杉山 正,梅本 敬夫, 紀ノ定保臣,片桐 義博
    ■ 技術ノート
    薬剤情報提供説明書と薬袋を一体化した薬袋印字システムの開発
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    斎藤真一郎,篠道弘, 斎藤 完治,冨澤  達, 稲荷 恭三,中橋  望, 中妻大之介
    UMIN (大学病院医療情報ネットワーク) における文部省文書広報システムの運用と評価
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    別府 文隆,木内 貴弘, 大江 和彦 櫻井恒太郎
    地域薬局在庫情報データベースおよび薬局在庫管理システムの構築
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    清水 栄 内潟 将宏, 成橋 和正,鈴木 永雄, 島田 和枝,兼田 春生
    ■ 資 料
    看護実習における学習記録の電子化に対する学生の反応
    [抄録のみ(一般公開)抄録+論文(会員限定)]
    水主いづみ,小野 ミツ, 木村 裕美,多久島寛孝, 石垣 恭子,忽那 龍雄
    ■ 日本医療情報学会課題研究会報告<=論文・抄録本文以外
    計算医学研究会田中  博
    医療情報の開示とプライバシー保護に関する研究会石川  澄
    医療における情報通信研究会山本 隆一
    耳鼻咽喉科情報処理研究会坂部 長正
    在宅―施設間の看護の継続を実現する看護サマリーネットワーク研究会水流 聡子
    医学学術情報における電子的公開研究会八幡 勝也
    医療情報システムモデリング研究会大江 和彦
    医療情報システム開発を取り扱った原著論文の作成のガイドライン<=論文・抄録本文以外
    投稿規定<=論文・抄録本文以外


  23. XML(またはSGML、以下同様とします)への対応について教えてください。

    XML(またはSGML)は、将来有望な技術を目されています。ただし、現時点では、まだ学会・印刷会社等とも慣れてはおらず、十分普及していないため、今すぐ使うのは混乱を招きます。現時点では、CSV、エクセル等でデータをやりとりするということで十分ですし、これで特に問題は生じておりません。ただし、今後要望があれば対応はしたいと考えております。尚、現時点では学術雑誌論文を格納する標準的なXMLの仕様はございませんので、XML化するとしても各学会バラバラになってしまう可能性が高く、将来問題になると思われます。

    ・収集した論文情報(書誌情報・抄録本文・本文論文)をXMLで出力して欲しい場合
    データベースに格納された情報をXMLで出力するルーチンが必要ですが、これは比較的単純で短いツールを作成すれば可能です。学会から要望があれば対応いたします。

    ・学会側がXMLで作成した論文情報をUMINのフルテキスト検索システムに掲載したい場合
    学会側がXMLで作成した論文情報(書誌情報・抄録本文・本文論文からなる)をUMINのフルテキスト検索システムに掲載したい場合には、このXMLを処理して、UMINのデータベースの仕様にあうように変更するツールが必要です。学会毎にXMLの仕様がバラバラですと大変なような気もしますが、論文情報は、題名、著者名、所属機関名、雑誌名、巻号、頁、抄録本文、論文本文等のほぼ一定の構成から成り立っており、XMLのタグ名等を除けば、作り方の選択肢はあまり多くありません(個々の用語までタグを振れば別ですが、これは手間がかかる割には利益がほとんどありません)。現実的には、ツールの各学会毎のフォーマットへの対応は、タグ名書き換えだけでほぼ対応可能と考えております。学会から要望があれば対応いたします。


  24. 引用文献の原文等へのリンクはできますか。

    可能です。論文本文を作成する際にHTML、PDFファイルにリンクを埋め込んでいただきます。ただし、現時点では引用文献へのリンクには、手間がかかる割にメリットが少ないと思われます。尚、引用文献へのリンクは掲載後に必要性が生じた時点で過去に遡って作成することも可能ですので、現時点での作成はやめておいて、後ほど必要が生じた場合にリンク埋め込む方針を推奨いたします。その理由は下記です。

    1)URLが変更されたらまたリンクの張りなおしになります。

    2)学会、印刷会社のリンクを作成する側が、原文をどのような形でオンライン参照できるかどうか調べなければならず(もしくはオンラインで提供されているかどうかについても)、またリンクが正しいかの動作確認も必要で、負担が重いと思われます。

    3)せっかく労力をかけてリンクをしてもどのくらい利用されるのかわかりません。

    4)日本語の文献については、オンライン利用可能な文献はまだ数が少なく、リンクを作成できるものがほとんどありません。


  25. 論文のオンライン査読システムについて教えてください。

    論文のオンライン査読システムは、学術集会抄録用と同じものです。既に日本小児科学会、日本循環器学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本心臓血管外科学会が利用しています。以下に仕様を示します。これは学術集会の抄録を評価するためには十分な機能を持っています。論文の場合には、投稿・査読が繰り返されますが、学術集会抄録は査読は1度だけです。論文で査読システムを運用するためには、試験運用期間をおいて、必要な改造を行う必要があります。まず少数の学会とやりとりしながら運用を考えていきたいと考えております。

    査読者数システム仕様上差読者数の上限はありません(無限)が、現実的には、多くても5名程度が適当と思われます。
    評価の項目
    (コメント等)
    10種類(「新規性・独創性」、「論文の内容・体裁」、「原著とするかについての意見」の項目の種類と数を学会が指定できます)等の評価項目について、挫読者が文書で入力できます。
    評点等学会の設定した項目(「独創性」、「文書の体裁」、「引用文献」等)の項目について、数値で入力が可能です。項目数は無限です。


  26. 抄録・論文の表示速度が今1つのようですが。

    UMINは、平成17年度にコンピュータの全面入れ換えを予定しており、処理速度は格段に速くなります。平成P6年度は、コンピュータ更新の直前にあたっていること、及び登録者数・利用件数とも3年前に想定した量を大幅に上回っているのが表示速度の遅い理由です。


  27. すべての過程をオンライン化することはできませんか。

    可能です。少なくとも現在学術集会の抄録に関しては、完全オンライン化(投稿・査読・抄録集/プログラム組版・オンライン提供)がUMINのシステムで実現しています。しかしながら、学会誌等の論文については、完全オンライン化にはいくつかの問題点があり、最終的に完全オンラインが一般的になるかどうか(効率的かどうか)については疑問があります。主な問題は、組み版の問題と査読・修正のやりとりのオンライン化です。型にはまった単純で柔軟性のない組み版でよく、また査読は現行の方法や必要と考える方法にあわせて行うのでなく、設計・開発された情報システムの定型的な処理手続きにあわせるというのであれば話は簡単ですが、現実にはそうならない可能性があると考えています。どこまでオンライン化するかは、今後の動向を見極める必要があります。

    完全オンライン化の問題点

    1.組み版の問題

    以下のような問題があり、結局データをすべてダウンロードして、人間が組み版して、再度アップロードする方が効率的であると考えています(不完全なオンライン化=一部オフラインの処理を含む)。

    (1)雑誌では、表示レイアウトを美しく組版するのが一般的であるが、そこまでオンラインシステムでやる方が効率がいいかは不明であること。
    (2)組版システム(DTP)まですべて用意するのはプログラムが複雑・かつ膨大になりすぎること(単純な型にはめてレイアウトをし、微調整ができないようなもののしか現実的には用意できないこと)。
    (3)組版システム(DTP)を使う人(印刷会社)は、特定のシステムに慣れているのが通常であること。

    2.非定型的な処理の問題・査読法等の変更の問題

    オンラインシステムは、定型的な処理を、多数繰り返す場合に向いています。非定型的な処理や査読方法の変更がおきた場合には、電子メール・紙の方が柔軟に対応が可能です。

    3.査読方法の多様性

    査読の方法は非常に多様であり、すべての学会の査読法に対応するような情報システムの提供は困難が予想されます。
    査読者数システム仕様上差読者数の上限はありません(無限)が、現実的には、多くても5名程度が適当と思われます。
    評価の項目
    (コメント等)
    10種類(「新規性・独創性」、「論文の内容・体裁」、「原著とするかについての意見」の項目の種類と数を学会が指定できます)等の評価項目について、挫読者が文書で入力できます。
    評点等学会の設定した項目(「独創性」、「文書の体裁」、「引用文献」等)の項目について、数値で入力が可能です。項目数は無限です。


  28. 投稿者が、パスワードを忘れてしまったそうです。どのようにしたらよいでしょうか。

    投稿者が設定したパスワードは、雑誌の編集部でも知ることができません。 このため、投稿者がパスワードを忘れた場合は、編集部で新しいパスワードに変更して、投稿者に連絡することになります。新しいパスワードへの変更の仕方ですが、「論文を変更する」をクリックすると、論文の情報を変更できますが、この中に「パスワード変更」がリンクされています。こちらでパスワードを変更してください。