〇患者等(家族、親族、その他を含みます)が研修歯科医評価を行っていただくために必要な情報を掲載しています。スマホでご利用ください。
DEBUT2は、研修歯科医が経験した症状、病気、手技等を記録するとともに、上級医、看護師等が研修の達成度を評価するための情報システムです。詳細については、カラーパンフレットをご参照ください。厚生労働省のガイドラインでは、2020年度より新たに、医師、看護師等だけでなく、患者さん等による評価が望ましいと規定されました。たくさんの患者他の皆さんが研修歯科医の評価を行い、これを集計した結果をもとに、病院が研修歯科医に適切な指導を行うことは、よい医師の育成に役立つと思われます。研修歯科医本人は個別の評価結果を知ることはできません。是非とも研修歯科医の評価にご協力ください。
手順1.研修歯科医の氏名が記録されたQRコードを病院から受け取ります。
手順2.QRコードをスマホで読み取って、「研修歯科医の評価」画面にアクセスします。
手順3.最初にアクセスしたとき、同意書が表示され、同意の有無を尋ねられます。同じスマホを使っていれば2回目以降は同意書は表示されず、手順3を飛ばして、手順4に移行します。
手順4.研修歯科医評価画面(これはサンプルでデータ入力はできません)が表示されます。入力項目は下記です。
氏名:実際に評価を行った方の氏名をご入力ください。 続柄:「患者本人」、「家族」、「親族」、「その他」で該当するものをお選びください。 評価票I、II、III:質問の該当するものをご選択の上、「良かった点」、「改善すべき点」をご記入ください。実際に応じて、「観察機会なし」を選択することもできます。 |
研修プログラムの責任者と研修担当事務職員、研修歯科医の担当指導医(1名)です。研修歯科医本人は個別の評価結果や誰が評価したかを知ることはできません。
本ホームページで説明しているDEBUT2を用いた、患者他による研修歯科医評価を実施している病院は、下記のすべてを満たしている必要があります。
1)厚生労働省の研修指定病院もしくはその協力施設であること
2)現時点で研修歯科医がいること
3)DEBUT2を採用している病院であること
上記を満たした上で、患者等による研修歯科医評価を行うことは、厚生労働省のガイドラインで「望ましい」とされていますが、義務ではありませんので、病院の方針で実施していないことが考えられます。
まず病院が、本ホームページで説明しているDEBUT2を用いた研修歯科医評価を実施しているかご確認してください。実施していることが確認できたら、評価対象の研修歯科医の対応したQRコード(印刷物)を病院から受け取ってください。このQRコードをスマホで読み込むことによって、評価が可能となります。
特定の研修歯科医の評価を上げるためや下げるために同じ人が何回も評価を入力することができないようにする必要があります。このため、実名での入力をお願いしています。
研修歯科医の評価は、あくまでも患者さん、ご家族に病院が任意でお願いしているものです。 断ったとしても特に不利益等ありませんし、断った理由を説明しなければならないということもありません。
親族、友人等でスマホ等QRコードを読み取れるデバイスをお持ち方から借りて評価を行うことは可能です。また医療機関が評価用にスマホ等QRコードを読み取れるデバイスを一時的に貸し出すのかどうかは、医療機関の方針によると思います。